美顔矯正における揉み返しと好転反応の関係性について!詳しく解説

美顔矯正における揉み返しと好転反応の関係性について!詳しく解説

美顔矯正の際には、顔に対して施術を行うことになりますが、その際に揉み返しが発生することがあります。揉み返しと好転反応についてよくわかっていない場合には不調として捉えてしまいがちですので、理解しておくことが大切です。そこで今回は、美顔矯正における揉み返しと好転反応の関係性についてご紹介いたします。

揉み返しとは

揉み返しというのは、いわゆる炎症反応のことです。美顔矯正は顔の筋肉に対して働きかけることになりますので、その際に顔の筋肉に対して少なからずダメージが与えられた結果、筋組織が断裂などをします。少し大げさに感じてしまったかもしれませんが、筋肉痛のような状態となります。

筋肉痛は痛みが伴いますが、揉み返しもそれと同様です。筋肉が回復するまでの炎症状態として、痛みなどが発生するのです。美顔矯正の施術を行った翌日などに、顔に筋肉痛のような痛みを感じた場合には、揉み返しの可能性が高いかもしれません。

施術の内容や受けた方の筋組織の状態はさまざまですので、必ず揉み返しが発生するものではありません。発生しないことに越したことはないのですが、仮に発生したとしても筋肉痛のように捉えておけば大丈夫です。

万が一揉み返しが発生してしまった場合には、以下の点に注意するといいでしょう。

  • しっかりと睡眠を取る
  • 炎症が起きている患部を冷やす

揉み返しの症状が出てしまったとしても、それはあくまで一時的なものとなります。数日もすれば回復しますので、あまり気にすることなくそのままでいても問題はありません。

美顔矯正の好転反応とは

揉み返しと同じく、施術後に不調を感じた場合に考えられるのが『好転反応』です。これは施術によって身体が正しい状態へと戻る過程で発生する変化のことです。調整反応と呼ばれたりもします。

好転反応には以下のような種類があります。

弛緩反応

これまでに痛みを感じていなかった部位や箇所に痛みを感じることがあるタイプです。

過敏反応

施術前よりも痛みが強くなったり、下痢や便秘といった症状が現れたりするタイプです。

排泄反応

汗や尿、便などという形で体内の毒素や老廃物が排出されるタイプです。

回復反応

だるさや痛みを一時的に感じるようになるタイプです。

好転反応は必ず発生するわけではない

好転反応に関しても、揉み返しと同じく、必ず発生するものではありません。反応が見受けられないからといって効果がないわけではないので、あくまでも、施術後に発生することがあるものとして捉えるといいでしょう。早ければ施術の数十分後に、基本的には翌日に変化が起き始めるものです。

美顔矯正でせっかく顔のコンディションをよくしたにもかかわらず、痛みなどを感じてしまうと不安に思われるでしょう。しかし、好転反応という現象があることを知っているだけでも安心できます。

美顔矯正の好転反応期間の注意点

好転反応が出ている期間に関して、以下の点に注意するようにしましょう。

好転反応期間内かどうか

施術後に起きた体調の変化は好転反応によるものと考えられますが、好転反応は基本的に施術後3日以内に発生するものです。その期間内であれば好転反応として捉えて問題はないでしょう。しかし、3日以上経過しているにもかかわらず、身体の変化が収まっていない場合には好転反応以外の症状である可能性が高くなります。施術後3日以内であるかどうかを確認するようにしましょう。

体を冷やさない

好転反応が出ている期間は身体をできるだけ冷やさないようにしましょう。身体が自然なバランスを取り戻そうとしている状態ですので、身体が冷えてしまうとその働きが阻害されてしまいかねません。むしろ身体を温めることでサポートすることになりますので、生姜やネギなど身体を温める作用のある食べ物を積極的に摂取することをおすすめします。

首や手首などを冷やしてしまうと、身体全体を冷やしてしまうことになるため気をつけましょう。発熱があったとしても解熱剤などで抑え込んでしまっては元も子もありません。できるだけそのままの状態で自然に反応が収まるのを待ちましょう。

好転反応ではなく揉み返しだった場合

身体に起きている変化が好転反応と思っていたら、実は揉み返しだったということも少なくありません。その場合には対処方法が全く変わります。揉み返しであれば、以下のようなアイシングが効果的です。

基本的なアイシング方法は以下となります。

氷袋を作る

まずは氷袋を作る必要があります。破れにくいビニール袋を用意して、その中に氷と水を入れます。そのままの状態で患部に当ててしまうと冷やしすぎてしまいますので、ビニール袋をタオルなどで包むといいでしょう。

患部に当てる

作成した氷袋を患部に当てましょう。約15分が目安となり、最低でも10分は当てることをおすすめします。もしも当てている最中に患部の感覚がなくなったり赤くなったりするようでしたら、10分未満でもすぐに中止しましょう。あとは1時間毎に繰り返します。次第に氷が溶けてきて冷やす力が弱まってきたら、氷袋に氷を追加したり作り直したりしてもいいかもしれません。

万が一アイシングでも改善が見受けられないようでしたら、揉み返しでもない可能性が高いかもしれません。どうにもならないほどの症状でなければついつい様子を見てしまいがちですが、症状が悪化してしまう恐れがあります。手遅れになってしまってから後悔しないように、すぐに病院へ行き医師の診察を受けるようにしましょう。

まとめ

揉み返しと好転反応は痛みの有無によって判断することが可能です。痛みがないから好転反応かと思いきや、好転反応ではない可能性も十分にありますので注意しましょう。「HariBous湘南 大磯(たかはし治療院)」では、美容のスペシャリストによる美顔矯正を提供しております。揉み返しに関しても気軽にご相談ください。